詐欺事件が後を絶ちませんね。
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- 近未来通信問題
「近未来通信」の詐欺事件は、「IP電話のオーナーになりませんか?」と新聞広告などで勧誘し、出資を募った事件です。 1,100万円でIP電話中継局の通信用サーバーを購入すると利回り50%の配当が受け取れる、とうたっていたそうです。 しかし、通信料からの売上げから受け取れるはずの配当は、実際は後から入会した加入者の出資金でまかなっていたそうです。 しかもサーバは7台しか稼働していなかったらしいです。
被害者は、インターネット通信の技術を熟知していなかったのと、新聞広告にたくさん掲載されているのを見て信用してしまったのだと思われます。女子プロゴルフトーナメントも主催していたらしいですね。
実際、僕も新聞広告を目にしてました。すごく怪しいと思っていたし、新聞側は広告掲載する時にチェックはしていないのだろうかと疑問に思ったこともありました。
まだ近未来通信のサイトが存在しているようです。どんな印象を持つかご覧になってみるのも良いかも知れません…。
多額の資金を投資するならば、その出資金の一部を払って技術的なことを専門家に相談してみるほうが、リスクが低下すると思います。 ハイリターンを期待できる投資には必ず大きなリスクが存在することを良く理解している必要があると思います。
リタイアメント・ビジネス・ジャーナル *あぶないロングステイ*
フィリピンのセブ島に分譲住宅を持つことができると募集したが、現地の土地業者とトラブルがあって計画が実行されていないとして、契約者が総額4,000万円の契約金などの返還を求める訴訟を起こしているそうです。
海外のリゾート地などに長期滞在するロングステイが関心を集めているそうですが、2007年にたくさん退職する団塊の世代をねらった詐欺事件は、今後も増えてゆくかもしれません。投資する際には十分情報を集め、騙されないように注意するようにしたいですね。
「確実な利益」「情報無料」…執拗なエイワン営業マン
貸金業「エイワン・コミュニケーションズ」の大規模詐欺事件。「口座を開設しませんか。必ず利益が出ます」と勧誘したり、「わが社で株取引をすれば税金がかからない」などと運用を持ちかけ、実際には株を購入せず約134億円を不法にだまし取っていたそうです。
投資にはリスクがあるので、必ずしも利益が出るとは限りません。 また税金がかからないこともありません。 投資にある絶対は、“必ずリスクがある”ことと、“利益には必ず税金をとられる”ということだと思います。「あなただけに…」などと甘い言葉に引っかからないように注意したいですね。
蛇足ですが、月の土地とかも注意してくださいね。1967年に発効した通称「宇宙条約」第2条には所有権・領有権を主張できないとあります。また、非政府団体による販売も認められていないということです。 もっともこの条約に批准した国は多くないそうですが。 情報を判断する能力を身に付けるようにしたいですね。
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(06/12/16)
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