外国為替証拠金取引の被害報告や苦情もあるようです。
トラブルの例として主なものは、高齢者を対象に取引内容を十分に説明せずに勧誘したり、“必ず儲かる”“元本割れしない”等のリスクの説明も十分になされていなかったことが原因のようです。
参考ページ:『国民生活センター』
http://www.kokusen.go.jp/
(『消費生活相談データベース』から被害事例をご覧いただけます)
このようなトラブルはどのようにしたら防げるのでしょうか? このページでは今後とも皆さんと一緒に考えてゆきたいと思います。
言葉巧みに資金を入金させて、運用業者はトンズラ!とか、入金した資金をめいっぱい投資して“資金が足りないからさらに入金してください”などと言ってさらにお金を入金せたりする悪徳業者による詐欺行為です。
これらの被害・トラブルは一般的に、運用を業者まかせにしてしまった方に多いようです。おいしい話があると聞いて大事なお金を他人にまかせてしまうことが、悪徳業者に詐欺行為をさせるスキを与えてしまうのです。
詐欺の基本は“今がチャンス!”というあおり文句や“アナタだけ…”といったように、人の欲望に働きかけ、我々に冷静な判断を与えないということのようです。
冷静な判断をするためにもだまされたときにどこに相談したらよいか知っておく必要もあります。
以下に参考ページのリンクをはっておきました。ご心配な方は良くお読み下さることをオススメします。
特定商取引法ではクーリングオフ制度というものがあります。契約を解約したいときは8日以内に文章で「クーリングオフにより契約を解除します」と明記してコピーをとって発送しましょう。
考えてみると、よくある“1ヶ月後に効果が現れます!”って文句は購入してから8日間が過ぎてしまうからクーリングオフが適用できないですね。(オソロシイ!)
我々個人投資家はネット取引ができるのですから、他人任せにしないで自己責任で運用してゆきたいですね。
詐欺的行為をはたらく悪徳業者にだまされないようにしっかりお金の勉強をしましょう。トラブルは未然に防げます!
〜以下参考リンクです。ぜひご覧下さい〜
●「いわゆる外国為替証拠金取引について〜取引等に対する新たな規制の内容〜」
金融庁のサイトから引用。外国為替証拠金取引に関して注意すべきポイントが書かれております。これから外国為替証拠金取引を始めようとお考えの方は、良く読んで十分理解してください。トラブルは未然に防げます。(06/04/18)
●「女性や高齢者を狙う外国為替証拠金取り引き」
東京都の生活文化局の記事です。ぜひ目を通しておくことをオススメします。消費者へのアドバイスのコメントがたいへん参照になります。が、一時的な意見であることも否めません。被害増加の推移のグラフなど掲載されています。(05/05/19)
●「はやわかり金融商品販売法」
金融広報中央委員会のページに金融商品販売法の説明が網羅されており役に立ちます。
証拠金取引のトラブル被害についても関連が深いのでぜひご覧下さい。
“外国為替証拠金取引(保証金取引)に興味があるけど、なんだか怖いイメージがあるなあ”という方は目を通しておくことをおすすめします。
被害にあわないためにも、どのような内容のトラブルなのか、何が原因の被害なのかをよく知っておく必要があります。(05/04/25)
●取引等に対する新たな規制の内容
今年平成17年(2005年)7月に外国為替証拠金取引の法律が改正されます。以下は金融庁がまとめた〜取引等に対する新たな規制の内容〜のページです。主に外国為替証拠金取引の詐欺トラブルに対しての法律の整備です。
以下かいつまんで要約してみました。
●顧客保護の観点から、業者に対する法律。
●トラブルを未然に防ぐための悪質な勧誘の禁止。
●金融取引業者の登録やリスク説明の義務。
ぜひ全文をご覧下さい。(05/04/25)
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