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ハンバーガー7・6%…物価上昇じわり実感


 景気回復に伴い、品目によっては価格が上昇したり下落率が縮小する動きが、外食やサービス分野などに広がりつつある。長く続いたデフレから脱却する動きが、身近な商品からも感じられるようになってきた。
 総務省が発表した6月の消費者物価指数は、価格変動の激しい生鮮食品を除く総合で前年同月比0・6%上昇した。原油高に伴う石油関連製品の値上がりが全体を大きく押し上げたが、一方で、消費者に身近な商品にも上昇が相次いだ。

 外食では、日本マクドナルドが5月に値上げしたのをきっかけに「業界に値上げの動きが広がった」(総務省統計局)ため、「ハンバーガー」が5月の前年同月比5・6%から6月は7・6%にプラス幅を拡大した。
 サービス分野でも、ゴルフのプレー料金が0・8%のプラスから1・3%プラスとなったほか、映画の観覧料は下落率を0・3%から0・1%に縮めた。

 比較的高額な商品でも、指輪(15・2%から17・5%にプラス幅拡大)や腕時計(0・7%から1・1%にプラス幅拡大)などの上昇が目立つ。


(2006年7月30日10時22分読売新聞)

 

YOMIURI ONLINE 読売新聞より引用

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