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さいたま市:選挙キャラクター、市民投票1位が落選 他意匠に酷似


 ◇「1票を無視」の声

 投票率アップを図り、さいたま市選挙管理委員会(早坂八郎委員長)が行った「選挙キャラクター」の選考で、市民の人気投票で断トツの1位を獲得したデザインが落選する事態となった。市が採用する「環境キャラクター」に酷似していたのがその理由。市選管は「投票はあくまで参考」と説明するが、一部関係者から「1票の大切さを訴える選管が投票結果を無視してよいの?」と皮肉る声も上がっている。【高本耕太】

 市選管は6月からキャラクターを公募。全国から集まった274点の中から職員が6点を選び、10〜11月に市民祭会場や各区役所で投票を行った。その結果、さいたま市の頭文字「S」をモチーフにしたキャラクター=図1=が最多の2672票を獲得。2位の1261票に倍以上の差をつけた。

 市選管が設けた選考委員会は今月5日、市民投票の結果をもとに1位のデザインの採用を決定。ところが最終確認の段階で、市廃棄物政策課が4年前から使用している環境キャラクター=図2=に似ていることが判明した。13日に再選考を行い、結局、さいたま市の特色をデザインに生かしているとして、市民投票3位(1206票)のキャラクターを採用した。

 キャラクター募集を共催した「市区明るい選挙推進協議会」の関係者は投票結果が反映されなかったことについて「選管の存在意義が問われる。投票した子供たちにどう説明するのか」と困惑気味。

 市選管の桜沢健司・選挙課長は、キャラクターの募集要項で市民投票は「選考の参考」と明記しているとした上で、「本来は投票1位が採用となればベター。候補を6点に絞る段階で(類似デザインに)気付かなかったことは申し訳ない」と話している。

 

 


毎日新聞 2006年12月29日

毎日新聞 より引用

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