(このページは2005年11月に行った「感どうする経済館」に行ってきた報告の続きです)
「感どうする経済館(その1)東京タワー急襲の巻」をご覧になりたい方はコチラ
04)
●100の1万円
こちらもこの館の目玉のひとつです。1万円で買える物や行ける所、1万円稼ぐのに必要な時間など、1万円を様々な角度から見てゆくことができます。
たーくさんあるのでいくつかランダムでピックアップいたします。
いきなりスゴイの来たな…。1万円で買えるトイレットペーパーの長さは24キロメートル。 …って長いのか? 全然わからない。ちょっと掘り下げてみましょう。
トイレットペーパーの一個の長さは約60メートルくらいらしいです。24キロメートルだと約400個分かー、すごいな。で、24キロだと…。
だいたい東京23区を横断できる長さのようですな。 山手線一周が約35キロメートルらしいです。おしいっ、このトイレットペーパーはもう少しで山手線一周できるところでした。
ではお次。
その山手線の中吊り広告は1万円で15分しか掲載できないようですね。けっこう高いんですね。山手線に15分乗車していたとして、車内には1万円がいくつぶら下がっていることになるんでしょうね。
では、山手線に乗って…。
上野動物園の年間パスポートは4人まで。一人だと4年間毎日パンダに会いにゆけるわけですね。4年も毎日通っていれば、そのうちパンダと友達になれそうですね。1万円でパンダと仲良しかー、いいなあ。
こしひかり19キログラム。おなかいっぱい食べられますね。さらに…。
マグロの赤身2.6キログラムを刺身でいただきましょう。
鶏卵500個もいただいたあとは、
デザートにいちご441個。ビタミンCはレモン何個分だろ。
でおやつにポテトチップス66袋。ゲフ。こりゃ、ちょっと多いよ。
しらす2,469グラム。しらす2キログラムか…。どうやって食べますか?
スーパーマーケットの広告みたいなページになってきてしまいました。
気を取り直して、労働時間の比較。
中国だと1万円稼ぐのに455時間。約19日ですね。
エチオピアだと1万円稼ぐのに10ヶ月ですよ!?
10ヶ月働いてしらす2キロと等価かよ…。10ヶ月間ポテトチップス66袋で食いつなぐような事か…。1日ポテトチップを何枚かパリパリ食べて暮らすのかー。過酷ですね。
ヤンキース松井秀喜なんて1.5分ですよ!? 1分30秒バッターボックスに立った途端にポテトチップス66袋平らげるすさまじさ。さすが松井…。
そんな松井を追ってニューヨークへ。
ニューヨークの高級アパートでは1日分住むことができるようですね。家賃30万円ってことか!? 写真はダコタアパートですかね。
銀座の地価だと4.5平方センチメートル。赤ちゃんの手のひらくらいじゃないか。
ゴッホの絵画(ひまわり)0.015平方センチメートル。もっとミニマム! ゴマつぶかよ。ひまわりの種よりちぃちゃいよ。全体像が見えませんね。高価なんですね。
まだまだありますが割愛します。ぜひ現地へ行ってご自分の目で楽しんでください。
05)
●経済タウンスケープ
1985年のつくば万博が開催された20年前の日本と、2005年、愛知万博が開催された現在の日本の経済の発展の仕方を比較する事ができます。
ドーム型の街の模型が回っていて、「経済の大きさ」や「みんなの買い物の額」などのボタンを押すことで対象の模型が対称に光り、対照することができます。
目で見て比較できるって分かり易いですよね。
06)
●おどろき4コマ経済マンガ
身近な事柄を4コママンガで楽しむ事ができます。これはのぞき穴から閲覧し、マンガを自分でくるくると上下させて読みます。文章が長いのと、一人しか閲覧できないのがザンネンでした。 マンガは3種類ありました。
07)
●その他
この他にも、「テーマビジョン」「ビジョナリー雑木林」「ココロのレシート」などの展示物があり、とても楽しめました。お子様にもぜひご覧いただきたいですね。
無料ですので遊びに行ってみてはいかがでしょうか。
開館は朝10時から。閉館は土日は18時、平日は17時なのでご注意ください。
「感どうする経済館」へのアクセスはコチラをご覧下さい。
お疲れさまでした。さようなら。
東京タワーのマスコットキャラクター“ノッポン”に別れをつげて帰りました。
外はすっかり日が暮れていました。12月前だったのでツリーも飾ってありました。夜の東京タワーはとてもキレイでしたよ。
おしまい。
(06/01/20)
|