今年も確定申告の時期がやって参りました。
外国為替証拠金取り引き(以下FX)も以前より知名度が増して、確定申告をされる方も増えてきたようです。 たくさんのリターンを得た方もだいぶいるようです。
FXで得た利益の申告の具体例は、
●去年作成した体験レポートや、
●一昨年作成した体験レポートにも記載しております。ご参照ください。
今回の確定申告体験記は、大まかな流れを、体験談を通してイラストや図をまじえてご紹介いたします。
また、サラリーマンでFXトレードされている方を主な対象にしました。
初めて確定申告をされる方や、確定申告をされる可能性のある方のご参考にしていただけるよう作製してみました。 よろしければご覧下さい。
確定申告とは、
税金の額を決めるために、1月1日から12月31日までの期間に、お金をいくら手に入れたかを届け出ることです。
確定申告をすると、支払が多い場合は納めすぎた税金が戻ってくる可能性があります。
また、一定以上の収入をこえると税金を納める必要があります。
大まかな流れと手順
01)源泉徴収票や領収書などの添付書類を集めて整理します。
(一覧表などを作成すると便利です)
02)必要書類に得た金額や、加入している保険料などを転記します。
(今回もパソコンで作成します)
03)住所地の税務署へ届けます。
(郵送は郵便料金がかかります)
04)税金を納付、または還付を受けます。
(金融機関の振替納税も便利です)
01)
源泉徴収票や領収書などの添付書類を集めて整理します。
●申告に必要な書
・申告書A…給与所得や雑所得のある人が対象。
・給与所得の源泉徴収票…会社からもらえる書類です。
・生保・損保等控除証明書…加入している保険会社から郵送されてきます。
・医療費の明細書…年間10万円以上医療費が発生した場合は控除の対象になります。
・国民年金保険料納付証明書など
・その他、FXでの取り引き履歴
※申告書B(事業所得がある人などが対象)や青色申告などは対象外としました。知識不足で申し訳ありません。
・申告書A(第一表)の見方説明
収入を書いて、控除として引かれる金額を書いて、税率をかけます。
図:申告書A(第一表)の見方説明(クリックすると拡大します)
・申告書Aの見方説明(第二表)の見方説明明
二枚目です。内訳などを書き込みます。
図:申告書A(第二表)の見方説明(クリックすると拡大します)
・給与所得の源泉徴収票の見方説明
収入や所得、会社から天引きされた税額などが記載されています。
図:給与所得の源泉徴収票の見方説明(クリックすると拡大します)
・医療費の明細書
入院や出産など、10万円以上の医療費が発生したら、控除の対象になります。基本的に、領収書を保管しておいて、転記するだけです。
図:医療費の明細書(クリックすると拡大します)
・FXでの取り引き履歴を作ります。
エクセルなどの表計算ソフトなどでの自作も認められているようです。
取引日や金額等をエクセルなどの表計算ソフトで作成します。
|