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「北朝鮮が偽ドル製造元」米政府、初めて名指し


 【ニューヨーク=白川義和】米司法省が偽米100ドル札を流通させた疑いで摘発した英国・北アイルランドの政党指導者らに対する捜査をもとに、北朝鮮を偽ドル札の「製造元」と断定したことが12日、明らかになった。米紙ウォール・ストリート・ジャーナルとワシントン・タイムズが報じた。北朝鮮は以前から偽札製造への関与を指摘されていたが、米政府が名指ししたのは初めて。

 起訴状によると、容疑者は計7人。米英などの捜査当局は今月7日、「アイルランド労働者党」の指導者、シーン・ガーランド容疑者(71)を北アイルランドで逮捕、残り6人の行方を追っている。7人は1997年から2000年にかけて、額面100万ドル以上の精巧な偽100ドル札「スーパーノート」を北朝鮮から購入し、流通させた疑い。

 取引は欧州の広い範囲で行われ、ロシアやベラルーシ、ポーランドでは北朝鮮の外交施設が使われた。ガーランド容疑者は政党指導者や会社社長として頻繁に外国に飛び、北朝鮮の工作員と接触していたという。

 起訴状は「大量の偽札が北朝鮮政府の支援を受け、同国内で製造された」と記し、「政府当局者を装った北朝鮮人らが、世界中で偽札の輸送、引き渡し、売却に従事した」と非難した。

 ガーランド容疑者らは「偽札はロシア製」とし、北朝鮮との関係を隠していたという。北朝鮮では偽札や麻薬製造などの「ブラックビジネス」が外貨収入源とされ、米当局は取り締まりを強化している。


(2005年10月13日読売新聞)

 

YOMIURI ONLINE 読売新聞より引用

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